2012年8月22日水曜日

長寿村に学ぶ食活生活の知恵3~世界の長寿村の食生活の共通性

世界の長寿村の食生活をまとめたものです。場所は離れてても共通項が多く見られます。長寿を支える食生活には普遍性がありそうです。

引き続き、アンチエイジングの鬼『中編 鬼のたんぱく質考 THE長寿』http://plaza.rakuten.co.jp/korrida/diary/201005120000/より転載です。
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さて最後に、100歳以上の、しかも110歳とか超長寿が多いとされるアブハズ、ヴィルカバンバ、フンザという地域に関するレポート、これがかなり衝撃だったんですよねー
ちょっと上記の長寿者とはレベルが違う、100歳以上で元気に働く超長寿というスーパー長寿地域の食生活です。

●アブハズ(ロシア)
☆マッツォーニというヤギや牛の乳を発酵した発酵飲料以外、肉、魚、卵は食べないベジタリアン。
☆摂れたての生野菜サラダや果物を食べる
☆ごく少量のお湯で茹でた野菜を食べる、油では揚げない
☆炭水化物は引き割りのとうもろこし粥
☆アーモンド、ピカン、ブナの実など野生の木の実を食べる
☆砂糖はいっさい使わず、バターもほとんど食べない

●ヴィルカバンバ(エクアドル)
☆ほとんどの住民が完全な菜食主義者
☆新鮮な採りたての野菜と果物を食べる
☆たんぱく質は豆から得る
☆炭水化物はとうもろこし、キノア、精製されてない大麦、小麦、じゃがいも、さつまいも
☆脂肪はアボカド、木の実
☆ほんのたまに、珍しく羊の乳、卵を食べる時もある(摂取たんぱく質の1%程度)
☆砂糖は摂らない

●フンザ(パキスタン)
☆果物が豊富で、アンズ、桃、西洋梨、りんご、アンズなどを食べてる。
☆野菜を豊富に食べる、ほとんどを採りたての生で食べる
☆野菜を調理する時は軽く蒸すのみ
☆炭水化物は大麦、小麦、キビ、ソバ。
☆亜麻(フラックス)の種をいろんなものにかけて食す
☆ほんの少量(摂取たんぱく質の1%程度)ヤギや羊の乳から作った発酵ミルクを飲む以外、あとは特別な日にヤギ、羊の肉を食べる以外は肉は普段食べない。
☆レンズ豆やインゲン豆、ヒヨコ豆を水につけて発芽させてから生で食べる
☆砂糖は摂らない


なんと、この3つの超長寿地域、離れているのに共通項が多い!
ローフードと加熱野菜、肉をほぼ食べないベジタリアン、豆やナッツを食べる、砂糖を摂らない。

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転載、以上

斎藤幸雄

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