熱中症は、ミネラル不足が大きな原因だと考えられています。そして、ミネラルが多いと思われているスポーツドリンク、麦茶、ミネラルウォーターは、実はミネラルが少ないということが分かりました。
この投稿では、ミネラルが多い食べ物が多いのはどのようなものがあるのかをご紹介したいと思います☆
まず、ミネラルの多い上位5位の食べ物は以下のようになります。(100g当たり)
●カリウムの多い食べ物 ●鉄の多い食べ物
(血圧を下げる) (貧血予防)
ひじき 4,400mg あおのり 74.8mg
ほしのり 2,800mg いわのり 48.3mg
味付けのり 2,700mg パセリ 17.5mg
焼きのり 2,400mg 抹茶 17.0mg
しいたけ(乾)2,100mg 豚肝臓 13.0mg
●亜鉛の多い食べ物 ●カルシウム多い食べ物
(味覚機能の維持) (歯や骨の形成)
小麦胚芽 15.9mg 干しえび 7,100mg
からすみ 9.3mg ひじき 1,400mg
牛肩肉 5.7mg ごま 1,200mg
ごま 5.5mg 脱脂粉 1,100mg
するめ 5.4mg かたくちいわし 800mg
●マグネシウム多い食べ物 ●銅の多い食べ物
(エネルギー代謝を助ける)(メラニン生成に関与)
あおのり(素干) 1,300mg するめ 9.90mg
こんぶ(素干) 510mg ほしえび 5.17mg
ごま 360mg いか 3.42mg
小麦胚芽 310mg ひまわりの種 2.33mg
味付けのり 290mg バジル 1.99mg
参考サイト:リンク
ミネラルの多い食べ物は、この3つにまとめることができるんです♪
●豆類:ゴマ、きなこ、くるみ、インゲン豆、えんどう豆、ソラマメ、アーモンド
●海草:のり、ひじき
●海の生物:にぼし、ほしえび、かつおぶし、かき、からすみ、するめ、あゆ
熱中症対策に有効な食事は、海や土の栄養分の凝縮された食べ物だということが分かりますね!
さらに、この食べ物のミネラルを効率よく吸収するために、『消化を促進させる食べ方』がオススメです☆
豆は、固い食べ物が多いため、すりつぶして食べると、消化が促進されます。
海草は、ひじきは小さくて消化によいのですが、のりは食物繊維を豊富に含んでおり、消化が悪いため、なるべく細かくして食べてください☆
海の生物は、お汁に入れてやわらかい状態にして食べたり、すりつぶしてふりかけとして食べるのがおすすめです。
※ ※ ※
そしてさらに、外出が多く、食事をゆっくり食べることができない営業マンや学生さんにとっておきのレシピを紹介したいと思います♪♪
■ゴマ
ゴマは、カリウム、ビタミンE1、カルシウムなどのミネラルを豊富に含んでいる身体の万能な食べ物なんです♪昔から、ゴマをすりつぶしてふりかけとしてご飯にかけたり、おかずの調味料としてかけて体調管理をされているおじいいちゃん、おばあちゃんも多いそうです。ごまふりかけなど、市販されている商品も多くありますので、外出のお供にオススメです☆
■梅昆布
梅昆布にはカリウム、マグネシウム、リン、ナトリウム、鉄分カルシウムなどのミネラルが含まれています。また、腸内の消毒の効用もあり、お腹の調子を整え消化を促進する効果があります。水分と同時に栄養分も身体に吸収しやすくしてくれる、強い味方です♪また、携帯しやすい梅昆布も販売されているので、外出の多い営業マンも安心ですね!
■納豆
納豆の原料である大豆は、ビタミンB1・E 、カルシウム、鉄、カリウム、亜鉛が多く含まれています。また、ビタミンEを多く含んでおり、血液の循環を促進し、全身に栄養分を供給すると同時に、水分も供給されやすくなるため、汗をかきやすく、熱中症防止に貢献します。
納豆はご飯のお供ですが、納豆おかきなど携帯しやすい食品・お菓子も販売されているので、簡単に摂取しやすいです☆
■味噌汁
じつは味噌は熱中症防止の切り札だそうです。
味噌には、良質のたんぱく質、脂質、ビタミンB2、鉄、リン、カルシウムが含まれています。
味噌は、麹による発酵作用で大豆のたんぱく質が良質のアミノ酸に分解されます。つまり、非常に消化しやすい形になります。
暑さで衰えた消化機能にも、味噌のような消化に優れた食品は、最適です。
これらを参考にして、熱中症に負けない身体を作りましょう♪
橋本宏
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